トップページ > ヤマガタWebビジネス研究会とは

Webを上手に活用して新しいビジネスを創造しよう!

ヤマガタWebビジネス研究会 設 立 趣 意 書

(はじめに)


 インターネットの普及から約20年。Webの世界は更に進化を続けています。最大の進化の要因は、フェイスブックやツィッターといったSNSの台頭であるといえます。インターネット黎明期のパソコン同士の端末を接続するコンピュータ/ネットワークファーストの世界から、SNSの登場により、まるで一人一人がWebサイトをもったように、人と人が繋がるヒューマンファーストの世界に、Webは今もすごい勢いで進化を続けています。

 Webビジネスといえば真っ先に楽天市場、AmazonといったEC(電子商取引)を思い浮かべますが、大手民間シンクタンクの野村総合研究所では、2017年度までにEC、インターネット広告やO2O(Online To Offline)等をプラットフォームとした上で、EC市場は年率10%以上の高成長が続き、なかでもスマートフォンの普及により、リアルビジネスとネットビジネスの融合を促進するO2O市場は、50兆円を超える規模になると予測しています。このように市場の拡大を続け、グローバル資本による競争で先端的でシステム化されたビジネスモデルのように思えるWebビジネスですが、人と人がWebによって繋がれた人間中心主義時代にあっては、Webというテクノロジーを用いて提供するモノやサービスは、感動・体験といった、人それぞれが求める価値に対する解決策なのかもしれません。

 一方で、地方においては、人口の流出・減少といった市場の縮小や後継者不足による事業所の廃業・減少等が社会問題となってきており、その解決策として新規創業の促進や新たなビジネスの創出と育成が産業活性化の重要な取組みとされていますが、地方の中小企業・小規模事業者こそWebを積極的・効果的にビジネスに活用していくことで活路を見出すことができるとともに、そこに新たなビジネスモデルが生まれる可能性を秘めています。例えば、農林水産業者が行う6次産業化の取組みに、コミュニティの形成を重視したWebマーケティングの視点を加えることで、自らが食材を供給するプラットフォームを形成することも充分に可能と考えられます。また、繋がりによる共感・共創をビジネスにしたクラウドファンディングで事業資金を集め、そのコミュニティを中心に事業を展開していくことも可能となっています。

 以上のように、変化が激しく、予測がつかない社会にあっては、グローバル、ローカルを問わず、ビジネスにWeb的発想・思考を持ち込むことが重要な意味をもってきます。この研究会は、地元のEC・Web事業者等が集まり、ECをはじめとしたWebビジネスのトレンドやビジネスモデルを学び、Webを理解して上手に活用していくためのコミュニティの場として設立するものです。

 変化が激しく常識の通用しない時代。情報のタイムラグがなくなり、Webを起点に新しいサービスが次々と生まれています。フェイスブックのモットーに”Done is better than perfect”(完璧を目指すよりまず終わらせろ)があります。Webビジネスは、あれこれ長く悩むよりもとにかく始める。そして目標へ向けて完成をめざすことが何より重要と考えています。この研究会の目的に賛同する方々の参加をお待ちいたしております。

                       設立委員長
                        合資会社 そふと 代表社員 我孫子 勝広



(活動目的)

ECをはじめとしたWebビジネスのトレンドやビジネスモデルについて、情報収集、ディスカッションや研修等によりヒントを掴み、Webを活用した新しいビジネスモデルを創出するビジネスコミュニティの場を形成することを目的に次の活動を行う。


(1)会員相互の情報交換と研鑽

(2)Webを活用した新しいビジネス構想や可能性についての研究と実践

(3)Webビジネスに取り組もうとする地域の中小事業者への実践的アドバイス

(4)Webビジネスに関する人材の育成


(今後の活動計画)


研究会の活動目的を達成するための活動計画は次のとおりとします。

(1)研究会(交流会)の開催月1回の月例会を開催し会員相互の情報交換・交流を促進するとともに、毎   回会員及び専門家によるWebビジネスに関する話題提供、講演や意見交換等により、ビジネスモデ   ル等の研究・実践を行い、研鑽に努める。 また、Webビジネスに関する経営能力向上を目的に必要   に応じて人材育成等の研修会を企画開催する。


(2)Webビジネスに関する情報発信専用のWebサイトで、研究会活動及びWebビジネスに関するト   ピックス等の情報発信を行う。


(3)Webビジネス無料相談会の開催毎年、上半期と下半期の2回程度、Webを活用したビジネスに取   り組もうとする地域の中小事業者を対象とした無料相談会を行う。



(運営体制)


研究会には、以下の役員を置きます。

(1)会長:研究会を代表し、会務を総理する。(1名)

(2)幹事:幹事会を構成し、研究会の具体的な活動を決定する。(10名以内)

(3)事務局:公益財団法人庄内地域産業振興センター内に置く。



(会員・会費)

会員は、研究会の目的に賛同する企業、個人等で構成し、次の区分を設けるものとします。


  1. 正会員
    研究会の目的に賛同し、活動に参加する企業(個人事業者含む)・団体、個人
    ・企業・団体:入会金 5,000円/年会費 10,000円
    ・個人:入会金 5,000円/年会費 5,000円
  2. 賛助会員
    研究会の目的に賛同し、活動を後援する企業・団体
    ・年会費 20,000円以上
  3. 特別会員
    研究会の目的に賛同し、正会員、賛助会員以外の方法で支援協力する企業・団体
    ・年会費 別に定める。

ヤマガタWebビジネス研究会フェイスブックページへ

ページの先頭へ戻る